あいちゃんずでいず

あいちゃんとゆかいな仲間たち(男子も既婚者もいます)婚活、お見合い、恋愛に役立つブログを更新していきますね。真面目なお話からくだらないお話まで付き合ってください。

事実に目を覆ってしまう人

 

 


イソップ童話の中に、「酸っぱい葡萄」という話があります。葡萄が食べたくて仕方がない狐ですが、木の上の葡萄を食べることができません。仕方なく狐は「あの葡萄は酸っぱい」と言うわけです。現在では、負け惜しみの意味で使われることが多いのですが、結婚できないという事実を「結婚なんかしなくてもいい」「結婚なんかしないほうが幸せ」などと本心とは違った偽りを述べるのです。その程度であれば、本人だけの問題ですので害はありませんが、これがエスカレートしてくると「最近の女はみんな自分勝手だ」「近頃の男にはロクな奴がいない」などと、相手に原因を求めたり、さらにエスカレートすると「結婚できないのは相談所が悪い」「自分か結婚できないのは世の中や会社のせい」となります。最終的にはヒステリックになってしまい、「相談所がわざと結婚させないようにしている」などと、問題の解決から最も遠いところに結論を求め、納得してしまったりします。残念ながらこのような思考をされる方の場合、その考えの根本を変えないことには結婚にはたどり着けません。原因は自分にあっても、「真実は悪臭がする」ということわざのように、自分を見つめなおすというつらさから逃げてしまうのです。しかし、その悪臭に耐え、自分を見つめなおさない限り、いつまでたっても目標である結婚にはたどり着きません。また、話が逆になりますが、必要以上に自分に責任を押しつけてもいけません。「お見合いの際の相手の態度が悪かったのは自分が悪かったからだ」「交際に至らなかったのは自分に魅力がないからだ」などと、問題を自分だけに求めすぎても、前向きな気持ちにはなれませんね。世の中には変わった人、自分の理解の範疇から外れる人は一定の割合で必ずいます。学生時代も社会人になってからでも、そんな人はいくらでも見てきたと思います。男女の仲はしょせん、縁だと考え、前向きな気持ちでいたほうが、どれほど良いかは明白です。このように、ある事実(結婚になかなか結び付かないこと)を自分以外になすりつけたり自分に求めすぎたりせず、一定のバランスをとって考えることが必要なのです。ただし、自分以外になすりつける人は、考えの根本を変えない限り、結し、愛情表現も日本人男性に比べ、積極的でバラエティーに富んでいます。デートはスマートにエスコートしてくれて、女性をお姫様のように扱い、やさしい愛の言葉をささやいてくれる。そんなイメージがありますね。もちろんそれは、ある一面から見れば事実なのですが、忘れてはいけないことがあります。それは、外国人女性も、日本人女性に比べ、はるかに愛情表現を積極的にし、献身的に尽くしているという点です。「ジャック!あなたのような素晴らしい男がこの星に存在したなんて!奇跡よ!奇跡!出会えたことを神に感謝してるわ!愛してるわジャック!」日本人女性は、決してこのような言葉は言いません。日本人女性の愛の言葉は、愛してると言う男性に「嬉しい」「私も!」なんて程度です。欧米人女性は、夫の友人が自宅に来ることを知ると、「料理は何かいいかしら?」「お友達のトムが好きなのは、ビーフ、フィッシュ、それともチキン?」などと夫の顔が立つように必死になって接待しようとします。日本人女性は夫が友人を連れてこようとすると、「え~っ、いつ~?3人もこの狭い家に来るの?」などと嫌がったりします。欧米人は夫が落ち込めば、「どうしたのジャック?私に話して楽にはなれない?強いあなたのことだからきっと自分で解決するとは思うけど、あなたのつらそうな顔は見ていられないの」などと献身的に励まうとします。このように欧米人男性の愛情表現の豊かさ、積極性は、決してお日様のように何もしなくても燦々と注ぎ続けられるものではなく、同レベルの愛情表現を交換しあうことによって双方が満たされていくものなのです。