男は脈なし女は追いかけない

男性はたとえ、意中の女性であっても「脈がまるっきりないな」と判断した時点で追いかけるのを止めます。この原因は、男性は生まれたときから戦い続けていることにあります。幼少の頃から、勉強であっても運動会であってもゲームの上手さや喧嘩の強さであっても、女性には意味のないことまで男性にとっては戦いとなります。そして、ときには勝ち、ときには負け、男性は成長していきます。やがてその戦いの中で男性は必然的に負ける戦いをしないように知恵をつけます。敗北という屈辱を避け、得手な分野で勝利を求めるようになります。つまりそれは、効率の悪い無駄な努力はしないということにもつながるのです。男女の仲で言えば、脈のない女性を追いかけることほど効率の悪いものはありません。もちろん、女性にとっても眼中にない男性からしつこくされるよりはよっぽどよいのですが、間違ってはいけないのが、この脈ありか、脈なしか、を判断するのは男性だということです。女性が判断するのではないということが大事なのです。男性はあなたの行動や態度や会話から、自分に脈があるかないかを判断しています。あなたはその判断材料を正確に男性に提供していますか？つんけんした態度をとって、自ら「脈なし」を宣言してはいませんか？気取って損をしていませんか？意中の男性からデートに誘われたとします。しかし、残念ながらあなたにはその日は予定がありました。ここで、「予定があるから行けない」と断るだけでは男性は「脈なし」だと判断して、攻撃目標を別の女性に変えてしまうかもしれません。相手が意中の男性ならば、必ず代わりの日程を提案しなければならないのです。これを読んで「一度断ったくらいで、私をあきらめるなら別にいいわ！」、もしあなたがそう思ったのであれば、非常に危険です。あなたはすでに、「男が私を追いかけるもの」という固定観念の病に冒されています。この病に冒されると、あなたがどれほど魅力的であろうとも、あなたと同等の魅力を持った女性には必ず負けてしまいます。つまり、本来の魅力で勝ち取れる成果を、あなたはみすみす逃し続けて生きていくことになるのです。あなたが思っているほど、男性は女性を追いかけません。あなたにとって損か得かで考えてみれば、あなたが男性に正確な判断材料を提供することこそが得になるのです。