あいちゃんずでいず

あいちゃんとゆかいな仲間たち(男子も既婚者もいます)婚活、お見合い、恋愛に役立つブログを更新していきますね。真面目なお話からくだらないお話まで付き合ってください。

女の子の好意に気づくこと

どうせ俺のことを恋愛対象になんかおもってないだろうなあ…。そうやっていつもアタックする前に諦めたりしていませんか。そうやって決めつけてしまっていると、女の子が出しているあなたに対する「いいな」のシグナルを逃してしまいますよ。それはなんとももったいない話です。ここではそれらのシグナルを紹介したいと思います。まずは、気軽にしゃべるような人はいるけれど、全然色気のある話でもないし、愚痴ったれたようなことをひたすら聞いているような会話をする人がいるあなた。それは一つのあなたに対する行為アピールですよ。確かに会話自体には全然そのような恋愛のお話はありませんが、女の子が男の人にそうやって愚痴を話すということは、その人に対して信頼をおいているからこそなのです。男性はその話を「また愚痴か…。」と聞き流してはいませんか。女性にとってそういった愚痴を言える男性というのはとても貴重な存在なのです。ここで聞き流して、「この人は愚痴を聞いてくれないんだ…」となるか、「わたしのために親身になって聴いてくれている」と思わせるか、そこがあなたのターニングポイントとなるのです。仮にここで女の子のお話を親身になって聞くという好選択をしたとしましょう。男の人はどうにかして女の子を助けてあげたいとおもい、アドバイスをするのではないでしょうか。ところが女の子は意外にもアドバイスなんて求めていないケースがほとんどです。ここでの一番の選択肢は、女の子のお話をただ同調しながら聴いてあげることなのです。自分の鬱憤を晴らす相手になって上げることが一番の好選択となります。もちろん、アドバイスが絶妙に的確で女の子を助けて挙げられるかもしれません。でも女の子のことを否定するようなアドバイスをしたらそれはもう終わってしまうでしょう。仮にそのアドバイスが誰しもが納得する正論だったとしても、女の子にとってはうるさいお世話となってしまうのです。女の子のお話を聴いてあげられる男性は女性から見て非常に好印象なのです。よく言われる聞き上手とはこういう人のことを言うのですね。

 

お見合いや結婚相談所の出会いと、恋愛の出会いの違い

現在はお見合い、結婚相談所、などといった出会いの場所を儲けたイベントが数多く行われています。そこに参加する人は、興味本位でなんとなくの人もいれば、本当に結婚というゴールを目標にして参加している人もいます。でも、普通の恋愛における出会いとの違いは、自ら出会いに行っている以上、少なからず将来のパートナーをさがす心があるのです。普通の恋愛は将来を意識したというよりは、ただ一緒にいて楽しいからなどといった軽い気持ちで始まることだってあります。つまり、これらの出会いの決定的な違いは、将来を意識して結婚を考えているかどうかです。結婚相談所となれば、仲介業者さんには高い料金を支払わなければいけません。遊び半分で入会するようなところではないからです。その高額な料金だからこそ、相手も結婚の意思があるという信頼がハッキリとしているとも言えます。お見合いに関しても、仲人を挟むので、気軽にできるようなところではありません。そのような厳かな雰囲気を持っているからこそ本当に結婚したい人が出会う場所にとっては最適なのです。高いお金が発生するのは、単に仲介役の儲けになるだけではなく、お金には信頼を推し量るものになるのです。

ランチ婚活 失敗した

 


週末の午後、都内、恵比寿のスパニッシュレストランはやや遅めのランチをとるカップルでにぎわっていた。そこに一つだけ、明らかに雰囲気の異なるテーブルが用意されていた。ランチコースを食べながら婚活をするための予約席だ。そのテーブルは誰が見ても奇妙だ。4人掛けのテーブルが多い店内で一つだけが十人で、全員が同じ料理を食べている。さらに、せわしなく席替えをする。そこが集団お見合い的な何かであることをおそらくほかのすべての客は察していただろう。周囲からのさげすみの目線を浴びながら、それでも男女各5人、計10人の参加者は婚活トークを行った。、インターネットを通して申し込む、参加費の支払いもインターネットを通してクレジットカード決済、当日、レストランに集合、スタッフの指示に従いプロフィール用紙に、名前、年齢、職業、趣味……などを記入、参加者は2つのグループに分けられ、男女同数でグループトーク、男性が席を移動し、、とは違うメンバーでグループトーク、再び席替えをして食事をしながらグループトークこれが全体の流れだ。このランチ婚活への参加は、レストランに入った時から失敗したと思った。なにしろ会場は週末の恵比寿だ。レストランはものすごく込んでいる。その中にぽっかりと異質な広いテーブルがあれば、当然注目される。店内を埋めるふつうの客の中に知り合いがいないことだけを切に願った。参加者は皆同じ気持ちだったに違いない。続いてやってくる誰もが「えっ?‥」という表情を見せた。会食系の婚活は個室でない限り参加してはいけないことを学習した。なんと放置プレイ。婚活会社のスタッフは一名。20代後半の女性だ。よりによって、かなりかわいい。ランチ婚活に参加している5人の女性の誰よりも圧倒的にかわいい。しかも、若い。「彼女が参加者だったら、この悪条件でもテンションが上がるのに」心の中でつぶやく。自分以外の男性参加者もちらちらと彼女を見ている。このランチ婚活、当然、前半のグループトークから盛り上がらない。置かれている環境が恥ずかしいだけでなく、なかなか食事が出てこないため、空腹で血糖値が下がっていくのを感じる。昼過ぎのレストラン。周囲はみんな食事をしている。いい香りがただよっている。その中で、水だけしか与えられずに会話を続けるのはつらい。お腹が鳴るのを抑えることができない。グループトークを終えた後半の状況はさらにひどかった。ようやく目の前に食事が運ばれてくると、参加者全員が婚活よりも食欲を優先させた。しかも、なんと食事のスタートのタイミングで女性スタッフはその場を立ち去った。「では、私はここで失礼しますので、あとは皆さんご自由に会話を楽しんでください」えっ、帰っちゃうんですか!放置プレイですか?参加者全員驚きを隠せない。「十分くらいで席替えをして、参加者全員とまんべんなく会話を楽しんでくださいね。食事のお会計はすませてありますので」去り際にさらに付け加えて、参加者たちを唖然とさせた。食事の会計がすんでいるなんて当たり前だ。このランチ婚活の参加費は男女とも一人8000円。目の前に並ぶ料理はどう見積もっても一人2000円ほどだろう。「これからどうしますか?」残された十人が顔を見合わせる。置かれたシチュエーションはかなり恥ずかしい、会話は盛り上がらない、挙句の果てに放置された。自分たちがいる状況を笑うしかない。一人だけ、「かわいいなあ」「もう少しお話したいなあ」と思った女性がいたが、彼女はよりによって一番遠い席で食事をしている。「さすがにこれ以上席替えするのは、よくないですよね……。店の雰囲気を乱していますし」何気に確認をとると、そこにいる参加者一人残らず大きくうなずいた。実際に、ほかの客だけではなく、このテーブルはレストランのスタッフからも冷ややかな目で見られていた。「今日ここで体験したことは運命だと受け入れて、あとはふつうに食事をして解散しましょう」この意見には全員が賛成した。誰もがもはやこの場に長居したくなかったのだ。はじめに、でも書いた通り、2007年に「婚活」という言葉が生まれて以降結婚ビジネスが活発化し、この業界の企業が増えた。競争の原理によって劣悪な婚活パーティーは淘汰されていった。それでも時々このランチ婚活のような。欠陥商品々と出会うこともある。

 

タコ焼き婚活



満腹になった。満腹がいいのか、よくないのか。婚活のつもりで訪れたパーティーで、動くのもつらいほど満腹になった。参加したのはタコ焼き婚活パーティー。男性12人、女性12人、計204人で行う。このパーティーが盛況と聞いて、さっそく参加してみたのだ。パーティーは次のように進む。、ネットか電話で申し込む、参加費を銀行振り込みで支払う、当日、受付で写真付き身分証明書を提示、くじ引きでテーブルを決める。テーブルは全部で4つ。それぞれ男性3人女性3人計6人。パーティーは立食形式、テーブルの上にあるプレートでタコ焼きを焼き、それを食べながら、約30分間の会話を楽しむ。男性3人がテーブルを移動しながら、これを4回くり返す。テープルチェンジごとにタコ焼きの内容は変わる、最後に、気に入った相手と連絡先を交換する。この流れを読むと理解していただけると思うが、タコ焼き婚活パーティーとは、システマティックな合コンだ。そして、男女の関係をとりもつ媒介がタコ焼きなのである。タコ焼き婚活で成果が上がるかどうかは、おそらく受付直後のくじ引きに左右される。重要なのは、女性とのテーブルマッチングよりも男性との組み合わせだ。というのも、女性とはテーブルチェンジしながら全員と同じ時間会話をするルールだが、男性3人のチームは最初から最後まで不動だからだ。男性参加者同士が連携できるか、相性とチームワークが鍵だ。3時間立ちっぱなしで炭水化物を胃に詰め込むタコ焼き婚活には、平日の夜に参加した。場所は都内の雑居ビルの中にある会場だ。平日夜にもかかわらず、19時の開始時刻に定員204人全員が揃っていたことに驚いた。参加者のほとんどは仕事帰り。男性はスーツにネクタイ姿が主流だ。同じテーブルで一緒にタコ焼きを焼く自分以外の2人もスーツ姿の会社員。しかしこの2人、あまりにもタイプが違う。一人は営業職。社交的で常にニコニコというかニタニタ笑っている。靴底をすり減らして街を歩き回っている体育会系タイプだ。もう一人は寡黙な技術職。長身やせ形でややイケメン。テーブルチェンジをするたびに必ず「僕は一部上場企業に勤めています」と自己紹介した。この発言が女性に受けるのか、ある種の女性には受けるのか、そのあたりはよくわからない。しかし、パーティーの間で計4回聞かされたこちらはかなりしらける。最初のテーブルでタコ焼きを焼き始める。生地はすでに溶かれたものが用意されている。タコをはじめ食材もきれいにカットされている。参加者は生地をプレートに流し込み、タコを放り込んで、焼けてきたら均等に焦げ目がつくようにコロコロ転がせばいい。メンバーの顔触れを見た時から覚悟はしていたが、タコ焼きを焼くのはほぼ自分の役割だ。体育会系は少し手伝ってくれるが、女性との会話に必死だ。イケメンはほぼ手伝わない。ビールを片手に隣の女性に「大きな会社にいると、派閥の調整に気をつかいましてね」などと話している。それでいて、タコ焼きはしっかり食べる。「もう少し焦げ目がつくのを待ってから食べたほうがいいですよ」紳士面して女性にアドバイスをしている。「焼いてるのはオレなんだよ」喉まで出かかった言葉を飲み込む。「女性だってしっかり見てるんだよ、お前のそういう協調性のない態度」心の中で思うが、でも、女性はホに見てくれているのかな?不安だ。イケメンのセールストークをうっとりと聞いているかもしれない。このままでは、自分は完全にタコ焼き屋台のオヤジ状態である。しかも、その役割が妙に似合っていて悲しい。あっという間に30分が過ぎ2番目のテーブルへ。この時点ですでにお腹はいっぱいだ。タコ焼きは炭水化物の塊。胃が重い。しかし、2番目のテーブルでもタコ焼きプレートが待っていた。「はい、では次のテーブルでは、タコ焼きのタネをタコではなく、ウインナーでやってみましょう!」スタッフのアナウンスで、タコ焼きではなく。ウインナー焼きを焼く。タコ焼きプレートの穴に生地を流し、小指の先大にカットされたウインナーを放り込んでいく。確かに味は変わるが、生地は同じ。炭水化物の塊であることに変わりはない。2番目のテーブルでもやっぱり焼く係だ。働いていないと落ち着かない性質なのでしかたがない。焼肉屋に行っても焼く係だし、しゃぶしゃぶ屋に行っても灰汁を取り除く係なのだ。「僕の会社は一部上場で~」と、ここでもイケメンは自己紹介している。その様子を見て、体育会系がニタニタ笑っている。ウインナー焼きにはピザに使うチーズをまぶす。それが熱でとろりと溶けておいしいが、たくさんは食べられない。3番目のテーブルでは、タコ焼きプレートにケチャップライスを入れ、卵焼きをまぶし、丸いミニオムライスを作った。しかし、このあたりになると、満腹のためにおいしいのかどうかよくわからない。それでも、無理やり口に放り込む。目の前の女性が自己紹介の時に「好きなタイプは何でももりもりおいしそうに食べる男性です」と語ったからだ。これは女性に共通する意見だと思えた。それにしても、胃を休めたい。4番目のテーブルでは、タコ焼きプレートにホットケーキミックスを流し込み、中にドライフルーツを入れたデザートを焼いた。最後に生クリームをデコレートするのだが、もはや誰も食べることができない。満腹なのは自分だけではなかったようだ。タコ焼き婚活パーティーは楽しい。友人同士が集まってやるバーベキューが楽しいのと同じように、タコ焼きを焼いて食べながらの会話は盛り上がる。ただし、このイベントは若ければ若いほどアドバンテージがある。量を食べられるからだ。50代にもなると、2つ目のテーブルあたりからタコ焼きプレートから目をそらしたくなる。また、仕事をした後に3時間フルタイム立っているのもつらい。パーティーの最後に連絡先交換タイムがあるが、その時間帯には婚活よりも一刻も早く帰宅したい気持ちが勝った。情けない……。しばらくタコ焼きは見たくもない。

 

いつか…よりも今を大事に



多くの若い女性が「結婚したら、インテリアはこんな風に……、食器はこんなものを揃えて……」といった夢を描くのでしょう。「結婚したら、家じゅうがピンク色のフリルだらけになっちゃったよ」と嘆く男友だちの横で、「若いお嫁さんをもらったんだから」と笑っていた私も、実際は似たようなものです。趣味で買い集めている食器も、「いつか結婚したら使おう」としまいこみ、それが段ボール何箱にもなって物入れのなかを陣取っていました。私か婚活疲れした原因の1つには、「いつか」に対する想像や期待が自分の都合のいいようにふくらみ、現実とのギャップが埋められずにいたことにあるように思います。「今」は、過去の日々にとっての「いつか」だったはず。じゃあ、「今」が満たされているかと言えば、「いつか」ばかりを追いかけている間は、間に合わせの時間になっているのではないだろうかと思います。「ここじゃないどこか」ではなく「今、私かいるここ」であり、「今じゃないいつか」ではなく「今が1番」であることを大切にしなければ、実はその「今」を積み重ねた向こうにある「素敵ないつか」は来ないのかもしれません。いつか結婚する時には新しい家具を買い直すんだからと、カラーボックスに囲まれていたり、いつか好きなメーカーのものを揃えたいからと百円ショップのお皿で我慢していたりするのなら、自分のお気に入りのチェストを1つ買ってみる。毎年1つずつでも、好きなブランドの食器を買いそろえていってもいいのではないでしょうか。本当にいいものを使っていると、心が満たされてきます。それが自信になり、人間的魅力ともなって、その人を輝かすのだろうと思います。私も、買い集めていた食器を引っ張り出し、普段使いするようにしました。

 

足るを知るということ

 


婚活のキーワードは、「足るを知る」だと思っています。分相応に満足することを知ろうということです。もちろん、譲れない条件もあると思いますが、女性の場合はやはり「高年収」や「一部上場企業」「士業(弁護士、公認会計士など)」への志向が強いようで、インターネット型結婚情報サービスでも、年収1千万円以上となると申し込み件数がダントツに違います(なぜ、こういう人が登録されているのか、またこういう人に限って何年も登録されたままなのかは謎ですが)。しかし、サラリーマンの年収分布図ですが、男性の年収で最も多いのが300万円超えの400万円以下で全体を占めています。一方、1千万円以上の人は一部の人のみ。そして、この層の男性たちは当然引く手数多で、ほとんどの方が結婚相談所に登録されてないと思います。つまり、婚活市場ではさらに少なくなるわけです。「でも、実際に結婚相談所に1千万円を超える人がいますよ」という声も聞こえてきそうです。確かにいました。私か実際に会った2人の例で言えば、1人は結婚情報サービスを出会い系サイト代わりに利用されていて(自身は変な女性に出会いたくないという理由で)、「前の結婚で疲れたから、しばらくはのんびりしたい」と言いつつ、交際相手を探している人でした。もう1人は幼い頃に親から受けた虐待がトラウマとなって、うまく人とコミュニケーションのできない人です。婚活市場にいる高年収の人たちがみんな、こういう人たちだと言うわけではありませんが、冷静に考えれば、高年収でルックスもまあまあで、人柄にも問題がなければ、世の中の女性が放っておくわけがありません。医師専門であることや有名私立大学OBが運営していることを目玉にしている結婚相談所も女性たちに人気です。では、そこに登録した女性が全員、希望通りに結婚できているかといえば疑問です。また、そういう結婚相談所に登録する男性の希望条件も高いのです。たいがいは若くて美人の女性をお望みです。それに自分が適っているかどうかも振り返ってみなければなりませんよね。「年収1千万円以上」「一部上場企業勤務」「高身長」「イケメン」「セレブ志向」というのが一部の女性たちの極端な希望条件だとしても、婚活中の女性の声を聞いていると、「やはり、年収は絶対に私より上でないと」とか「長男はできるだけ避けたい」「親と同居なんてもってのほか」「顔が好みではない」「話題がなくて退屈」「服装がダサイ」「趣味がオタクっぽい」といった理由を並べては断っているのです。男性にしても「できるだけ若い子がいい」「かわいい」「料理や家のことを全てやってくれる人」「スタイルのいい人」などの条件を持っているはずです。そうした望みが高い人ほど、婚活疲労を抱え込む可能性も高くなります。「足るを知る」とは、「身の程をわきまえ、むやみに不満を持たない」という後ろ向きな意味ばかりではありません。「今の自分に満足することで、こころ豊かに生きること」や「幸せの基準が経済的な豊かさだけにないことを知る」ことではないでしょうか。そういう意味で、最近話題になっている「事実婚」や「格下婚」も選択肢の1つなのかなと思います。特に熟年婚の場合、お互いに抱えているものが多くなり、2人だけの問題ではすまないケースもあるようです。再婚の場合は財産の問題もあって、子どもが反対することも多いとか。結婚の目的が経済的依存でないのなら、お互いが自立した大人の関係で「事実婚」を選択することも考えられるかもしれません。また、ルックスにこだわる人や、家事を全部押しつけられたくないという女性には、自分よりも年収の低いことも覚悟で相手を選ぶことも悪くないのでは?いわゆる「格下婚」でしょうか。例えば、以前にドラマにもあったような、経済的に自立している高年収女性が、かなり年下の草食系男子と結婚する例だってあります。実際、私の知っている女性は15歳下の夫と結婚しています。高年収の女性ではありませんが、正規の会社員として勤める女性が、まだ自分の夢を追いかけてアルバイトで収入を得ている男性と結婚の約束をしていると聞き、私たちは「愛らしい女性だし、もっと甲斐性のある男性がいるだろうに、もったいない」と思いました。しかし、彼女は「彼と一緒にいると、いつも気持ちがほわっと温かくなるんです」と言っています。求める条件をゆるめることは、妥協しろということではありません。足るを知るというのは、わがままを言ってはいけないとか贅沢を言い過ぎているんだと無理に考えて、自分の気持ちに嘘をつくことではないんですよね。大切にしなければならないのは『この人と結婚したら、幸せになれる』という感覚です。何に幸せを感じるかはその人それぞれです。何をあきらめなさいとは言えません。ただ1つ言えることは、童話に出てきたような王子様や、ドラマやアニメに出てくるような女性は絶対に現れないということです。背伸びをせず、欲張りもせず。婚活は、自分の身の丈に合った幸せ探しから始めてみませんか。

お互いを思いやること



結婚をする前提に、2人が想い合う中のひとつとして、「相手を大切にする心」を私はあげます。恋は情熱なので、その時の気持ちで「好きです」「愛してる」なんて言葉は、いくらでも言えますし、女性はそんな言葉にめっぽう弱いものです。洋画の中で「アイラブユー」などと男性が耳もとでささやいているシーンを観ていると、確かにうっとりとしてしまうものです。実は、そんな言葉を言われた後が大事なんですよね。付き合う中で、相手のいろいろなことが見えてきます。本当にあなたのことを想っての行動なのかどうか?相手に、結婚をする意志があるのかどうか?冷静に観る必要があります。特に女性は、相手と深い関係になると「彼は間違いなく自分のことを愛している」と錯覚することもあるので要注意です。あなたを本当に大切にしたい男性は、あなたを安心させる言葉をかけたり、行動をします。どんなに不器用な相手でも、それはあなたに伝わることでしょう。そんな彼に対し、あなたも安堵感や安らぎを自然のうちに持つはずです。話し下手でもいい、誠意をもって自分の生き方をきちんと話してくれる男性はいいですね。彼に、まだ確固たる生き方が見つかっていないのなら、それを模索しようとする意識を持っていることが大事です。行きあたりばったりの仕事や生活で、フラフラなんていうのは、あなたと共に生きる人生に対しても、しっかりした考えを持てないはずです。結婚まで行きそうな予感を感じたなら、将来の自分たちの子どものこともチラリと話してみると、誠意のある彼ならば、照れながらもそれとなく考えを返してくれるこ
とでしょう。「私を大切にして!」と、彼に要求しなくても、あなたの質問にきちんと応えてくれ、それも含めてあなた自身が彼を信頼できる相手なら、彼の、あなたを大切にしてあげたいという気持ちも、キャッチできるというものです。何はともあれ、まずはあなたが彼のことを大切に思っているかどうかが、すべての前提です。相手に多くを求めず、目の前の彼の良さを観ることができ尊重することから、彼への愛は始まるといえるでしょう。