あいちゃんずでいず

あいちゃんとゆかいな仲間たち(男子も既婚者もいます)婚活、お見合い、恋愛に役立つブログを更新していきますね。真面目なお話からくだらないお話まで付き合ってください。

30代女子にありがちな勘違い

「このままでは結婚できないのでは?」そんなふうに漠とした不安を抱えて、なんとなく婚活をはじめたという人も最近は増えています。その前向きな姿勢自体はとても賛成ですが、と きどき勘違いした婚活をしている人に出会って驚くことがあります。とくに多いのが、30代以降の女性によく見られるパターンです。誰が見ても「それはあり得ないでしょう」と思える ことなのに、どういうわけか冷静さを欠いてしまい、間違った方向で婚活を続ける30代以降の女性たちは少なくありません。本来であれば、人生経験も増えて、女性として内面の美しさ をたたえる充実した時期にさしかかった彼女たちは、なぜ見当違いな婚活をしてしまうのでしょうか。勘違い婚活の代表的な例として、医師や弁護士の男性にターゲットをしぼった婚活 をしている女性たちの話をしておきましょう。国家資格である医師や弁護士は、高収入で安定した職業の筆頭でもあり、昔から人気が高いことでも有名です。ですから、医師や弁護士の 男性をパートナーにしたいと考える女性が少なくないのも不思議なことではありません。中には「医者なら誰でもいい。人格も容姿もこだわらない」という人もいます。ではなぜ、こう した女性たちが勘違い婚活といわれてしまうのでしょうか。現実を踏まえてその理由を説明しましょう。ここからは、女性にとっては少し耳の痛い話になるかもしれません。ですが、現 実のこととして受けとめることで、確実な婚活ができるようになると思ってください。一般的な30代の女性が医師や弁護士と結婚しようとすることが、なぜ勘違い婚活なのかを説明する には、医師や弁護士となった男性の背景を考える必要があります。ここでは、医師の場合で考えてみましょう。医師になるには、実家にある程度の資産があることが前提です。なぜなら 、大学で医学部に進学する場合、国公立はともかく、私立であれば大変に高額な学費がかかります。しかも、私大の医学部に進学する場合、高校までも私立の学校に通っていることが多 く、ここでも公立に通った場合に比べて高額の学費がかかっています。ということは、大学の医学部を卒業するまでにかかる費用は、一般のサラリーマン家庭では難しいかなりの高額に なります。ひとりの子どもにそれだけのお金を支払えるだけの蓄えがある家庭は、現実的に考えてもそう多くはありません。医師を目指す子どもの親が医師であることはよくありますが 、一般的なサラリーマンの家庭から医師になる子どもが少ないのは、収入面から考えてもなかば当然のことといえるでしょう。もしも、子どもを医師にしようとすれば、親は経済的にも 大きな負担をおっていることが予想されます。当然のことながら、金銭面だけではなく、勉強面でのストイックさも要求されます。子どもの頃から塾へ通うなど、勉強を重ねて医学部を 目指すということになれば、ほかの子どもたちと同じように遊ぶ時間はなかったはずです。その結果、それほどまでに熱意を持って子どもに投資をした家庭で育ってこそ、医師が誕生す るということになります。そして、このような過程を経て晴れて医師になったのですから、親の期待も大きいことが想像できます。ここまでの背景を考えたとき、彼らの結婚相手にはど のような女性が望まれていると思いますか?もっと具体的に言えば、普通に暮らしてきて30歳を過ぎたごく一般的な女性が求められると思いますか?勉強も人一倍やってきて、莫大なお 金をかけて一人前の医師になった男性は、容姿や教育レベル、教養や上品さなど、明らかにハイレベルな女性を自分にふさわしいと考えるのではないでしょうか。つまり、医師と結婚で きるのは、ほんのひと握りの特別な女性です。そのことを理解しておいたほうが、過度な期待をした勘違い婚活をせずに済むでしょう。「婚活」と聞くと、あたかも女性が選ぶ側に回っ ているように思えますが、必ずしもそうではありません。男性も女性を品定めしつつ、自分の人生を共に歩む伴侶として真剣に選んでいることを忘れてはいけません。普通の女性が医師 の結婚相手として選ばれるためには、それ相応の女性になるための努力が必要になるのです。本人だけではなく、親の問題も視野に入れてもしも、幸運にも「条件ではなく、純粋にあな たの人柄に惹かれました」と言う医師の男性が現れた場合でも油断はできません。なぜなら、息子の成長に人生を賭けたご両親の反発を覚悟しなくてはならないからです。手塩にかけて 育ててきた息子を新しく登場した女性にさらわれるわけですから、イヤミのひとつも言われるかもしれません。そうしたときに、「私には、このウリがあるから相手に愛されるんだ」と いう自分の心が折れないような、よりどころとなる何かを持つておいたほうがいいと思います。反対に言えば、そうした誰にも負けない自分の付加価値を今からつくっていけば、勘違い 婚活ではなく、対等な立場で医師との結婚も望めるといえるでしょう。