あいちゃんずでいず

あいちゃんとゆかいな仲間たち(男子も既婚者もいます)婚活、お見合い、恋愛に役立つブログを更新していきますね。真面目なお話からくだらないお話まで付き合ってください。

結婚は口にしないこと

結婚は口にしないこと 「結婚したい」それはある程度以上の年齢の女性たちにとっては、共通している望みです。結婚しないと言っている人でも、「それでもいつかは……」「チャンスがあれば……」と心の どこかでは思っています。つまり女性は、いくつになっても「いつかは結婚……」という思いを、やはり捨てきれないでいるのですね。そしてその意識こそが、大人の恋愛をより面倒に しているのです。例えば若い頃であったならぱ、単純に恋愛関係に入っていくことができていた相手ですらも、結婚を意識することによって否定的な目で見てしまったり、最初の出会い の段階から、生活力等をチェックしてしまって、中身を見るのをなおざりにしてみたり……。つまり若い頃であったならぱ、普通に、「好きだからつき合う」となっていたところを、結 婚を意識した途端に、「好きでも結婚できるかどうかを確認してからつき合いたい」というふうに変わってしまうのです。いえ、その気持ち、よくわかります。恋愛なんてもう、最悪の 場合は、しなくてもいいと思ってるんですよね? 壊れる愛を体験するほどの体力は、残ってないんですよね?これから結ばれる人とは、生涯愛し合える関係を築きたい。それに無駄な 恋愛をしている時間など、もう残されていないんですよね? その気持ち、痛いほどにわかります。だけど……。そういう女性は正直、重いし、結婚には一番遠い存在です。周りを見渡 してみてほしいのですが、結婚にそれほど縛られずに、わりと気軽に恋愛を始めた人ほど、実は早く結婚してませんか?それにそういう女性のほうが、身軽で輝いて見えませんか?私の 知り合いの男性の一人に、リッチな実業家がいました。彼は30代の半ばで「そろそろ結婚したい」と言っていました。なので次の恋がうまくいったならぱ、その相手とは結婚したいと彼 はまじめに考えていたのです。そしてそんなとき、彼は一人の女性と知り合い、何度かデートを重ねました。彼女も彼を好いてくれていたので、二人のムードも高まりました。彼はデー トをするたびに、「もしかしてこの女性とは、一生を共にしていくのかもしれないな」なんて考えるようになりました。そして迎えたベッドインのとき。彼が洋服に手をかけた瞬間、相 手の女性が言いました。「ねえ、私と結婚してくれるのよね?」これで彼は一気に冷めて、その夜は結局、それっきり。しかもそれ以降も連絡を取る気にはなれず、彼女ともそれっきり になったのです。この話を彼に聞いたとき、私は、「笑えないな」と思いました。彼女の気持ちもわかるし、彼の気持ちもわかったからです。女性としては、もう、結婚する以外の人と はそういうことをしたくはなかったのでしょうし、男性としてはそんな場面で聞かれることに興ざめしたのでしょう。しかし、彼女も勇み足でした。結婚を口にするにしても、タイミン グというものがあります。よりによって「そんなとき?」という感じはやはり否めません。それに本当を言えば、そのようなことは女性が言ってはいけないのです。なぜか。それは男性 があらゆることを自分で決めたいと思う性だからです。彼は自分の頭で考えて、自分であなたに提案したいのです。あなたから言われたことに応えるのでは「指図されたように」感じら れてイヤなのです。 また本音を出しすぎる女性に対して、魅力を感じなくなるからです。たとえあなたが彼と本音では結婚したいと思っていても、「この子は僕と結婚したいと思って くれているんだろうか?」くらいに、思わせるようでなくてはなりません。非常に不条理な話なのですが、女性は「なんでも理解しあえること」を相手の男性に求めます。そしてそれゆ えに、男性とつき合いたいと思うのですが、結婚を決めるまで、そうした思いは封印しておかなければなりません。恋を持続させるためには、「憧れの感情」というのが必要で、彼に憧 れ続けてもらうためには、あなたは彼に対して「未知の部分」を残しておかねばならないのです。本音で話し合いたくてあなたは結婚したいと思うはずですが、しかし結婚するまでは、 彼に本音をさらさないほうがいい。本末転倒な感じですけれど、これは本当のことなのです。この彼女の場合には、だから、彼の意志がまだわからないという段階で、そういう関係にな ろうとしたのが、まずは勇み足でした。しかしとはいえ、結婚が恋愛の延長上にあるものであるのないたす前に結婚の確認をするというのも微妙です。いいえ、結果的には結婚をしなか ったのだからしなくてよかったということに、この場合はなるのかもしれませんが、しかし彼の未来図の中には、「彼女との結婚」が存在したのです。つまり未来は、本当はいかように も、作ることができたはずだったのです……。結論として、ベッドにまでもついてゆくのなら、信じられる彼とだけにしておくこと。そこでもなお、彼を信じられないのなら、恋愛結婚 はあきらめることです。「好きになれる人と結婚したい」というのは恋愛結婚です。そして恋愛にはいつだってリスクがあるということをあなたは忘れてはいけないのです。