あいちゃんずでいず

あいちゃんとゆかいな仲間たち(男子も既婚者もいます)婚活、お見合い、恋愛に役立つブログを更新していきますね。真面目なお話からくだらないお話まで付き合ってください。

働く女性の婚活事情

最近では、職業が「家事手伝い」という女性をあまり見かけなくなりました。また、以前のように仕事場が結婚相手を見つける一つの機関で、いわゆる腰掛けで数年勤めて寿退社、ということもあまりないようです。ほとんどの女性が正社員や派遣、パート、アルバイトなど、雇用形態は違えど会社の重要な戦力として働いており、仕事の内容もそれなりにハードです。バリバリ働いて仕事にやりがいを持っていそうな女性に「結婚してもその仕事を続けたいですか」とたずねてみると、多くの女性から「できれば専業主婦でいたい」という意外な答えが返ってきます。どうやら女性の一般的な考え方は、それほど変化していないような気がします。変化があるとすれば「結婚したい」という気持ちが一番ピークに達する年齢が、かなり後ろに下がったことかもしれません。先日、お話をさせてもらった女性によると、二十九歳から三十歳の節目を迎える時は、仕事が楽しくなってきたので、結婚に対するモチベーションはそれほど高まらなかったそうです。ところが、三十四歳から三十五歳の節目を迎える時には、かなり気持ちに変化が出てきたそうです。「今、ものすごく結婚して子どもを生んで家族を持ちたい」と切実に語ってくれました。女性にとって、三十五歳という年齢は、結婚に関しては大きなターニングポイントかもしれません。また、コミュニケーションの講師をしている女性と話をしていて、意外なことに気づかされました。最近の女性は仕事をしている人が多く、自分を高めるうえでのファッションや美に関するセンスはかなり高いものを持っているのに、男性のほうは残念ながら、その部分の意識が追いつけていないようです。ただ、女性も自分のプライドを守ることに疲れている人が多いとのこと。四人に一人が不眠の悩みを抱えているという統計があるそうです。また、親友がいるかという質問に対してほとんどの女性は「いる」と答えるそうですが、そこに「ただ、忙しくて会えない」というおまけもついてくるらしいのです。最近、スピリチュアルや占いといったものがはやっていますが、裏を返せば、女性も疲れていて、癒されたいということなのかもしれませんね。「女もつらいのよ」ということがよくわかりました。「俺についてこい」という男性より「話を聞こうか」という男性のほうがこれからは受けるかもしれないと思いました。婚活戦線異状あり先日、二人の男性会員が神戸で行われたレストランでのカップリングパーティーに参加しました。そのとき、主催したお見合いパーティーの担当者が、最近のパーティーの参加状況に大きな変化があると教えてくれました。その変化は、最近行われたパーティーの参加人数にも顕著にあらわれました。男性十一人に対して、女性がなんと倍の二十二人参加しているのです。少し前なら、男性ばかりが集まって女性が集まりにくい状況でした。ところが、最近はまったくの逆転現象が起きています。確かに、私どもの地元での婚活イベントの参加状況も、女性から先に満席になり、男性の動きが鈍い傾向があります。その原因は何かと考えると、男性は現在の不景気な経済環境で自分の足元がゆらいでいるので、結婚はしたいものの、一歩踏み出せない状況にあるのかもしれません。女性は派遣切りにあって仕事を失ったり、いざというときには頼りになるはずだった親の金融資産が目減りしていく現実を目の当たりにしたり、経済的に厳しい現実を突きつけられています。一時は女性が自己実現に惜しみなく投資する華やかな様子が報道されたりしましたが、今はもう、以前ほど自分のお金を自由に使えなくなってきています。自己実現が目的だった人生プランにかげりが見えてきて、結婚というライフスタイルヘの再評価が進み、婚活を真剣に考える人が増えてきたのではないかと思います。もう一つの特徴として、最近のパーティーを見ていると、やたら元気で活動的な女性が多いことに気づかされます。趣味がスキューバダイビング、海外旅行などと、女性がとても行動的なのです。女性一人で行く登山やお遍路などに人気が出てきているそうですが、うなずける気がします。一方の男性はというと、趣味が貯金という人も多く、酒やたばこを嗜む人も以前に比べてぐんと減ってきました。ある本で読んだのですが、最近の男性は携帯電話と共に暮らす半径三メートルの範囲の幸せで満足できるそうです。結婚適齢期の女性に話を聞くと、同年代の男性はいま一つ頼りがいがないと言います。デートの時に話をあまりしてくれないので、女性が気を遣って場の空気を保っていくことになり、その日別れた後はへとへとになるという話を多く聞きます。この「女高男低」の婚活戦線はしばらく続きそうな気がします。