あいちゃんずでいず

あいちゃんとゆかいな仲間たち(男子も既婚者もいます)婚活、お見合い、恋愛に役立つブログを更新していきますね。真面目なお話からくだらないお話まで付き合ってください。

専門分野プロフェッショナルの彼女④



結局どうすればいいのか
バイオリズムのボトム時期を狙い集中投資
彼女たちは司法試験に合格するまでに想像を絶する量の勉強をしてきている。故に、研修所の初期段階においては、大学受験勉強明けでハジけている逆5月病の女子大生に近い状態といえ、タイミングさえ合えば比較的容易に投資回収が可能だ。宴席後のデイトレ報告も多く寄せられている。しかしやはり同期同士での内部資本調達が圧倒的に多い。彼女たちは司法修習生であることに、また1年半後には法曹人となることに大変なプライドを持っている。法曹三者以外の外資に対しては、極めて高い参入障壁があると見てよいだろう。法曹人以外の職種では、同じく資格持ちの医師、会計士の人気が高い。国家資格であっても、ボイラー技士や宅地建物取引主任の人気は残念ながらそれほど高くない。一方で、彼女たちは焦っている。司法修習生時代にパートナーを見つけておかないと、金輪際男と出会えるチャンスなどないと、固く信じているのだ。修習生である1年半の間に「法曹関係者じゃなくてもいいかな?」的なバイオリズムの乱れが約3ヵ月のサイクルで回ってくる。投資対象を注意深く観察して、ボトムの部分を積極的に拾いたい。ただし、最低限基本的な法律知識や裁判の流れは、文献を読んで把握してほしい。民事と刑事の違いはご存じだろうか。民事裁判は、原告が、争っている相手(被告)を訴えることによって紛争を解決しようとするもので、刑事裁判は、犯罪を犯したと疑われている人を裁くものである。交通事故現場で話し合いがつかず言い争いになり、「お巡りさん。何とかしてくださいよ」と言われたときに「あ、警察は民事不介入ですから」と言う箱詰め警官の80%は、本来の民事の意味を理解していないと見てよい。彼女たちは錯誤や誤認を徹底的に軽蔑する。言葉は十分に吟味して使いたい。テレビや新聞で、逮捕された人間に対し、「ナントカ被告」とあたかもタイトルのように表現することが多いが、誤った語法である。被告は民事裁判で訴えられた人のことである。さらに、被告人は刑事裁判で起訴された後の人のことで、被疑者は逮捕され起訴される前の人のことである。以前当て逃げで逮捕されたタレントに対して「稲垣メンバー」とジャニーズ事務所に配慮して微妙な表現をしたマスコミがあったが、あれの方がまだマシである。また、彼女たちは一様に「インテリジェンスの高い人が好き」と言う。法律に興味を示しつつも自分のフィールドに引き込み、なるべく頭が良さそうに話すよう心掛け給え。私の場合は、「IBMがファウングリービジネスに参入し、台湾と中国のファウンダーが戦々恐々としている」話を一方的に1時間ほどまくしたててデイトレに成功した。何のことはない。要するに半導体部門が苦しくなったIBMが他メーカーのチップを受託生産するだけの話だ。難解でそれらしい英単語を随所にちりばめ、台湾と中国と日本に対する経済的な影響、さらに彼女が使っている携帯とパソコンとDVDプレーヤーの価格がその影響でさらに下落するであろうことを無理やりこじつけて話しただけである。法律の話と言えば、それらの国のハイテク産業に対する税法に関して軽く触れただけである。簡単なものだ。諸君の健闘を祈る。