あいちゃんずでいず

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官公庁勤務の彼女②


職場の雰囲気を理解しておく
環境省は男の職場である。政府全体の平均、或いは公務員試験合格者に占める女性の割合がおおむね3割であるのに対して、環境省は約1割。キャリアの女性は30数名しかいないので、
定員1048名から見ると3%といったところだ。貴種である。キャリア職員の日常業務は、政策立案と実際の行政のマネジメントの2つを進行することが中心である。政策立案とは、要するに法律を作ったり改正したりすることだ。法律を作ったり変えたりするのは、実際の国民生活に大きな影響があるので、緊張感の高い緻密な準備作業が要求される。作業の過程では、問題点の洗い出し・法律案の作成といった基本作業以外に、次のような業務が発生する。1一関連業界団体や関係省庁との調整(各団体の利害調整、さらに環境など眼中にない開発関係の省庁が絡むので、非常にややこしい)2‥法制局における法律の審査(世間知らずな七三分けの六法君が、些細なことで揚げ足を取ろうと腕まくりをして待ち構えているので、非常にややこしい)3一各政党への説明も含めた国会審議の準備(円滑な国会運営の妨害が自分の使命だと信じている熱血野党議員が多くいるので、非常にややこしい)要するに非常にややこしい毎日なのである。このため彼女たちの勤務時間は恐ろしく長い。平均退省時刻は午後11時半。その日のうちに帰宅できることは稀である。特に通常国会開催期間中は、無知な上に不勉強な国会議員が、官僚を深夜に呼びつけてレクチャーを要求する事態が多発するので、深夜に及ぶ「国会待機」を余儀なくされる。住居の清掃がおろそかになるのも、こうなるとやむを得ないことなのだろう。ある意味、国家の犠牲者といえるかもしれない。