あいちゃんずでいず

あいちゃんとゆかいな仲間たち(男子も既婚者もいます)婚活、お見合い、恋愛に役立つブログを更新していきますね。真面目なお話からくだらないお話まで付き合ってください。

1度の手抜きがもたらした悲劇



かなり美人の29歳のSさんが、先日、10回目のお見合いをしました。相手は、3歳年上の商社マン。私から見ても、かなりの逸材でした。Sさんは、お見合いで彼に初めて会った瞬間、ひと目見るなり気に入ってしまいました。一瞬で、恋に落ちたと言ってもいいくらいでした。でも、いつもきれいにお化粧をして、おしゃれをしてお見合いの席に臨む彼女なのに、その日に限って、たまたますっぴんでふだん着だったのです。当日、彼女を見た私も、あまりにラフすぎる格好だったので、「えっ?」と思いました。お見合いを終えて、Sさんはルンルンでした。好みのタイプの人に出会うと、自分だけその気になってしまうことがあります。Sさんは、トークを盛り上げて、これまでのお見合いの中で一番力を入れて、自己アピールをしまくったそうです。「私、彼とぜひお付き合いをしたいです。今日はすごく楽しかったから」彼女はすっかり、彼と意気投合をして気が合ったと思っていました。美人だし、自信もあったのでしょう。ところが、Sさんの予想を大きく裏切って、お相手の彼からお断りが入ってしまいました。そのお断りの理由が、「お見合いの席に、化粧しないで来る女性を、僕は好きになれない」というものだったのです。男の人にしてみたら、それだけ「自分が軽く見られた」と思ってしまったのでしょうね。私は、Sさんに聞いてみました。「なんで今回に限って、手を抜いてきたの?いつも気合を入れてお見合いに来てたのに」「会う前に写真で見た限りでは、たいしたことなかったし、タイプじゃなかったし、またいつもと一緒でダメだって思ったから。適当に話して、切り上げて帰ろうって……。全然やる気がなかったんです」嗚呼。これはお見合いならではの悲劇?本当に「会ってみなければわからない」ケースって、たくさんあるのです。たった1回の手抜きで、人生最大のチャンスを逃してしまう……そんなこともあるんですよ。