あいちゃんずでいず

あいちゃんとゆかいな仲間たち(男子も既婚者もいます)婚活、お見合い、恋愛に役立つブログを更新していきますね。真面目なお話からくだらないお話まで付き合ってください。

ひとりよがりで逃す幸せ


女性は、自分に「この人だ!」という確信がないと、恋愛モードに入っていけない、向かっていけない性質です。逆に男性は、女性が自分に向かってきてくれているとわかれば、自分も「この人を守るのは僕だ!」と気持ちが入っていく傾向があります。ふたりのタイミングが合えば言うことなしなのですが、あまりにずれてしまうと、せっかくうまく進んでいたお見合いが、いきなり終了!なんていうことにもなりかねません。40歳の女性が、他の仲人さん預かりの46歳の男性と出会いました。お互い、初婚同士です。お見合い後、男性はとても彼女が気に入りました。彼女もまんざらでもない感じでお付き合いスタート。3ヵ月が経過したころ、彼は彼女に、「そろそろ真剣に結婚を考えてほしい」と言いました。彼女は「あまりすんなりOKをすると、あせっているみたいに思われるから」と、返事をはぐらかしてしまいました。しかし、その時から彼は猛烈にアタックープレゼント攻撃、デートの後は必ず家まで送って行ったり……と彼女をお姫様扱いしていたようです。彼女は、今までこんなに気分のいいお付き合いはないと思ってしまい、「もう少し恋愛を楽しみたいと思います」と言い始めました。私は、「でもね、アタックしてくれているうちが花よ。いい人だと思ったら、飛び込むのが結婚なのよ」とアドバイスをしましたが、結局、状況は変わりませんでした。6ヵ月くらい経過したころ、彼女が、「彼は最近、デートしても前ほどアタックしてくれないし、なかなか会えないし、マンネリ化してきたので、そろそろプロポーズを受けようと思います」と連絡をしてきました。そこで、彼の仲人さんに彼女の気持ちを伝えると、こんな返事が返ってきました。「あのね、彼は先月まではすごく彼女のことを気に入って、絶対に結婚したいって言っていたの。でも、彼女は肩透かしばっかりで、いいお返事がもらえない。そんな時に他の女性がお申し込みしてくれたので、気分転換にお見合いしたの。それで、あっという間に仲良くなって、お付き合いをすることになったの。彼女にそんな気持ちがあったんですか?って、彼、びっくりしてたわ」「え~!じゃあ、お断り?」「残念ながらね。でも、彼は本当にたくさんプロポーズしたのよ。それなのに全然反応してくれないから、とうとう引いてしまったのよ」結局は、すれ違いで終わってしまいました。彼女の後悔は本当に大きく、「気に入ってくれているうちにお返事すればよかった」と嘆いていました。絶対に、ひとりよがりにはならないでくださいね。