ピンとこなくても、少なくとも二、三回会うことが必要

なんとも思わない人、そんな人に出会うこともありますよね。そういう人とは、強引にでも二、三回、会う機会をつくってください。なぜ、「まあまあかな」くらいの男とも、会う必要

があるのでしょう？結果的には、それ以上の気持ちに育たない可能性のほうが高いのですが、恋の芽が育つ可能性だって残っています。出会ったときはそうでもなかったけれど、三回目

に会ったときにはものすごく好きになっていた、という経験が私にもありました。そもそも、一目惚れで始まる恋愛のほうが珍しいのです。出会ってから好きになるまでに時間がかかる

のが、スタンダード。今までの恋愛を振り返ってみてください。最初は友達だったり、同僚だったりという立場で関係を築いた……というパターンがほとんどではないでしょうか。　出

会ったとたんに恋に落ちなかったからといって、好きになる要素がないとは限らない。それを見つけ出すまでに、時間がかかるだけかもしれません。そういう恋の芽はとても貴重ですか

ら、ちょっとでも気になる人がいたら頑張って二回、三回と会う機会をつくりましょう。けれど、一対一で会うのはちょっと考えもの。親しくなっていないうちは、二人で会ってすごく

盛り上がる確率はとても低いのです。相手のことをよく知らないし、話題に困り、「会話しなきや」とお互いに気をつかって、疲れきってしまう結果になりかねません。それが原因でお

互いギクシャクしてしまうと、育つ芽も育たなくなります。できれば飲み会に誘うとか、複数で会う機会を準備してください。二人だと間がもたなくても、ほかの人がいれば代わりにし

ゃべってくれますから、気疲れしないですみます。ただ、ある程度一対一で男と会う回数をこなして、場もちできるぐらいの女に磨かれたあとなら構いません。これはもう、慣れの問題

です。